2025.10.06 パナソニック赤穂合展 売上は6000万円超、体感型で販売に弾み
体感商品の販売は好調だった
兵庫県赤穂地区のパナソニックショップ11店とパナソニックマーケティングジャパン関西社は、赤穂市文化会館(赤穂市)で合展を開催し、売上高が6071万円となった。前年比93%となったものの、テレビが伸長し、洗濯機や炊飯器、掃除機などが好調。実演、体感をベースに商品を訴求し、前年以上にイベントを充実したことで体感商品が堅調だった。
今回は関西社にとって秋合展の皮切り。来場者に商品を体感してもらうことに重点を置き、洗濯機や健康商品、冷蔵庫などの機能を実演提案できるように工夫。健康商品ではコリコランを全ての商談テーブルに置いて体感を促進したほか、調理家電では炊飯器で作ったおにぎりやオーブンレンジで作ったお菓子を提供するなど試食体感を推進した。
会場独自の取り組みとして商品体感をベースとしたスタンプラリーを実施。冷蔵庫やエアコン、掃除機など8カ所で展開した。毛玉クリーナーの山積み展示で雰囲気を盛り上げたほか、小世帯の暮らしに寄り添い、コンパクトでありながら上質の家電もPR。「高齢者の少数世帯向けに関連商品のベーカリーなどを訴求した」(同社専門店営業部兵庫営業課の橋本龍担当)。
イベントとして、花の即売会やインソール向けの足裏相談会、聞こえの相談会などを実施。来場記念品は旬のじゃがいもとバスケットの選択制にした。招待状は5090枚配布し、来場世帯数は前年実績の97%となる648世帯だった。SNSを活用した地域マーケティングも推進し、SNSを見て来場した世帯が9件となった。
商品別販売実績は、テレビが37台(前年比137%)で、そのうち4Kテレビが28台(同156%)。洗濯機は25台(同119%)で、そのうちドラム式洗濯機は13台(同217%)。炊飯器は24台(同141%)、エアコンは67台(同99%)。掃除機は22台(同138%)で、そのうちスティック掃除機は11台(275%)。住宅照明器具は27台(同193%)などとなった。
そのほか、デジタル補聴器は6台、冷蔵庫は17台。設備商品ではエコキュートが18台、200VIHが10台、システムバスが1セット、アラウーノが10台などとなった。