2025.10.30 名古屋ネプコン&オートモーティブワールド盛況 テスラサイバートラック、中国EVの分解展示も人気
テスラサイバートラックを分解展示
「第8回名古屋ネプコンジャパン-エレクトロニクス開発・実装展-」(RX Japan主催)が29日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開幕した。オートモーティブワールドの会場では、電気自動車(EV)の分解展示、生成AI(人工知能)のセミナーに人垣ができており、関心の高さをうかがわせた。
600社・団体の最新技術・製品が集結。自動車の電動化に関するコンサルティング会社ブルースカイテクノロジー(神奈川県厚木市)は、電動車両やコンポーネントの企画調査から生産ラインの立ち上げまで実施。産業機械や定置用システムの電動化にも活動の領域を挽遂げている。会場ではAVATR12のモーター、インバーター、バッテリーなどの分解展示が注目。スマートフォンを片手に熱心に写真を撮りながら、同社から説明を受ける来場者の姿が目立った。
ステア・バイ・ワイヤやアルミ鋳造など先端技術が詰まったテスラのサイバートラックも、インターバーター、モーター、電池、シャシーなどが分解展示。テスラの設計思想を考えようと、自動車関連の担当者らが集まっていた。
スタートアップのジェネレーティブエックス(東京都千代田区)は生成AIのセミナーを開催。品川商工は耐薬品性、耐熱性に優れた「PEEKチューブ」、奥野製薬工業はPPSへの電磁波シールドめっきプロセス「トップEPプロセス」などを紹介。担当者は「初日の午前中から自動車メーカー、Tier1などの来場が多い。開発部門のがブースに寄ってくれる」と手応えを語った。
会期は31日まで。「第8回オートモーティブ ワールド-クルマの先端技術展-」「ファクトリーイノベーション Week 2025」「第5回スマート物流 EXPO-物流DX/ロボット/カーボンニュートラル展-」も同時開催されている。








