2025.11.06 三菱が鴻海と協業、AIデータセンター向けで覚書締結
鴻海精密工業の劉揚偉董事長(左)と三菱電機の漆間啓社長
三菱電機は6日、鴻海精密工業とAI(人工知能)データセンター向けソリューションで協業すると発表した。UPS(無停電電源装置)や受変電設備などデータセンター向けとして三菱が強みを持つ電力関係と鴻海のグローバルネットワークなどを生かすことを目指す。
協業に関する覚書(MoU)を3日締結した。詳細は今後詰める。
協業については今年夏ごろから話し合いがスタート。三菱はFA関連で従来から鴻海と取引関係にあった。
AIデータセンターを巡っては、アマゾンやアルファベット、マイクロソフトなど米国の巨大テック企業が設備投資を加速している。国内でもKDDIが、堺市堺区の旧シャープ堺工場跡地に新設する「大阪堺データセンター」を来年1月下旬に稼働予定など、最先端のデータセンターの建設、稼働が相次いでいる。






