2025.11.14 松尾電機25年4~9月期、増収増益 構造改革の一環で通期純利益を下方修正
松尾電機の2026年3月期第2四半期(25年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比16.3%増の24億9700万円、営業利益同62.9%増の2億7200万円、経常利益同71.3%増の2億6100万円、純利益同188.0%増の2億2700万円となった。タンタルコンデンサー、回路保護素子など全事業の売上高が増加した。
タンタルコンデンサー事業は、カーエレクトロニクス向け、医療機器向けの需要が増加。回路保護素子事業はカーエレクトロニクス向けが伸びた。
チップタンタルコンデンサへの置き換えが進んでいることからリード付きタンタルコンデンサーの生産を26年5月に終了。これを受けて、退職金相当額、減損損失合計で1億5800万円を計上することから、通期業績予想は純利益を3億9200万円に下方修正する。
ほかのコンデンサーへの置き換えが進んでいることからフィルムコンデンサーの生産を27年3月に終了することも発表。27年3月期に特別損失を計上する見込み。




