2026.01.12 【電子部品総合特集】CMJ 認証部品・材料使用で安全性に貢献 メーカーも効率化に利点
電気用品部品・材料認証協議会(CMJ)は、電気製品や部品、材料の製造者団体、認証機関で構成されている。「電気製品に使用される部品・材料登録制度(CMJ登録制度)」の普及促進を図るとともに、認証機関に対してCMJ登録制度の公正な運用に関する提言を行うなど、電気製品に使用される部品や材料の安全性の確保に貢献している。
CMJ登録制度は、製品に使用される部品や材料を事前に評価・登録し、製品試験時にその結果を活用する制度だ。この制度を活用することで、電気製品の認証時にかかる手続きやコストの低減が期待できる。
電気製品の認証には、安全規格で要求される部品・材料の試験が必要となる。CMJ登録された部品・材料を使用した電気製品の場合、試験期間の短縮や費用の低減など安全試験での合理化が図られ、家電メーカーが部品・材料を選択する際の安全性のアピールポイントとなる。
製品製造者は、CMJ登録品を採用することで、試験・認証の効率化が可能になる。部品・材料の試験サンプルの提出は不要となり、試験期間の短縮、試験費用の低減につながる。例えば、雑音防止コンデンサーの場合は約3カ月から約1日、電動機進相用コンデンサーの場合は約50万円から約1万円にそれぞれ期間や費用が低減する。提出が必要な技術資料の削減や受入検査業務などの日頃の基準適合性確認の効率化も期待できる。
CMJ登録制度は、部品・材料メーカーからの登録申し込み後、試験や初回工場調査を実施し、適合した場合にデータ活用やマークの表示が可能となる。年1回の定期工場調査や抜き取り試験も行われる。
CMJは、2月2日~16日に「電気製品における部品・材料(CMJ)登録制度の概要とメリット」というテーマでオンラインセミナーを実施する。中国語・日本語での講座を用意し、メーカーや海外事業者に向け、電気製品の安全性確保に関する有益な情報を発信する。










