2026.01.26 【半導体総合/エレクトロニクス商社特集】マクニカ・原一将社長 技術者3割と世界91拠点を武器に 半導体×AI×セキュリティー横断展開
マクニカは、従業員の3割を占める技術者や世界28カ国・地域の91拠点を生かし、国内外で同等水準のサービスを提供。最先端技術を世界中で発掘し、技術力を武器に課題解決を図る。
半導体事業は、成長国への重点投資、成長市場の継続強化、人工知能(AI)関連ビジネスの強化に取り組む。AI関連は、主にデータセンター向けのインフラ領域、今後確実に市場が広がっていくエッジAI領域、業種・業務に特化したAIサービス、企業のAI活用に必要不可欠なシステム領域、個社向けサービスの5分野で推進し、AI市場で横断的に事業を展開する。
サイバーセキュリティー事業は、外部公開資産を狙ったサイバー攻撃対策としてその攻撃の起点となり得るポイントを可視化するASMサービスを自社開発し、3年連続国内トップシェアを誇る。海外市場にも力を入れる。アジア、中東に加えアフリカにも進出し、各国の市場特性に合わせた製品を提供するなど大きく成長する。
CPSソリューション事業は、スマートマニュファクチャリングが社内デジタルトランスフォーメーション(DX)を立ち上げた知見とノウハウを生かし顧客のDXを支援する企業向け支援プログラム「Digital Execution Factory」を提供開始。スマートシティー・モビリティーはフランス子会社Navya Mobility製の新型自動運転電気自動車(EV)バス「EVO3」を発表した。またマクニカ独自の運行管理システムを基盤とした遠隔運行管理センターを茨城県に開設し、今後日本全国で運行される自動運転車両を一元的に管理する。このほかサーキュラーエコノミー、ヘルスケア、フード・アグリテック合わせて五つのテーマを展開する。
DXへの取り組みも継続強化。「2025CRMベストプラクティス賞」をマクニカホールディングス(HD)が3年連続で受賞した。
原一将社長は「パーパス『変化の先頭に立ち、最先端のその先にある技と知を探索し、未来を描き"今"を創る』と、スローガン『先端技術をみんなのものに』『タネまくマクニカ』にある通り、革新的な先端技術を世界中から取り入れ半導体、サイバーセキュリティー、DX・AIを包括的に提供していく」と語る。








