2026.10.26 【次世代自動車用部品特集 】ニチコン  電動化支える製品群を拡充

チップ形アルミニウム電解コンデンサー「UYSシリーズ」チップ形アルミニウム電解コンデンサー「UYSシリーズ」

 ニチコンは電動化が急速に進む次世代自動車に対して、各種製品を供給している。

 6月から量産開始したチップ形アルミニウム電解コンデンサー「UYSシリーズ」は、16~50Vの定格を追加・拡充。63V定格では次世代高容量箔(はく)の適用によりさらなる高容量化を図った。16~50V定格は既存品「UCZシリーズ」と比較して静電容量最大60%増、63V定格は「UYAシリーズ」と比較して最大64.3%増を実現した。

 導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサー「GYGシリーズ」は、高容量箔と薄手セパレーターを採用。「GYAシリーズ」が有する125℃4000時間の温度保証、85℃85%R.H. 2000時間の耐湿保証を維持したまま、3ランクの高容量化と最大1.8倍の高リプル化を実現。「GWCシリーズ」は、高導電率リードの採用により、従来品と比較して最大約1.1倍の高リプル化が可能だ。

 フィルムコンデンサーは、「EMシリーズ」が広く採用されている。車種ごとに最適な電気性能と形状をカスタム提案している。

 「トライブリッド蓄電システム ESS-T5/T6シリーズ」は、太陽光発電・蓄電池・EV(電気自動車)の三つのエネルギーを高効率に制御。

太陽光で発電した電力を家庭で利用するだけでなく、蓄電池やEVにも充電して有効活用できる。365日24時間の見守りサービスや気象警報・早期注意情報を受けると自動で蓄電池に充電を行うネットワークサービスも提供する。

 太陽光で発電した電力をEV・PHEVに充電し、その電力を家庭へ給電できるV2Hシステム「EVパワー・ステーション VSG3シリーズ」は、本体と操作部をセパレート化することで設置自由度を高めた。限られた駐車スペースにも導入しやすい設計とした。

 5月には、業界トップクラスの小型・軽量化を実現した140kW・160kW出力のEV・PHEV用高出力急速充電器を開発した。