2020.02.26 【スマートエネルギー特集】クラボウ 赤外線吸収方式膜厚計測装置などを紹介

膜厚計測装置搭載オンライン トラバース システム

 クラボウは、二次電池展で環境メカトロニクス事業部が手がける赤外線吸収方式の膜厚計測装置と、19年1月に全株式を取得し、グループ化した山文電気のX線方式、レーザー方式の厚み計測装置を展示、紹介する。

 クラボウの赤外線吸収方式の膜厚計測装置は、透明で薄いプラスチックフィルムやシートおよびその表面に施された多層のコーティング素材などの塗布厚みを非接触で高精度に、高速応答でオンライン計測できる。各種プラスチックフィルムで導入が進むロールtoロール方式の連続量産ラインで生産されるプラスチックフィルム製品、コート製品の膜厚計測用に多く使われている。

 光学フィルムで使われる反射防止コートの膜厚やフレキシブルプリント基板、タッチパネル部材のレジスト厚み、リチウムイオンバッテリの多孔質セパレータと耐熱コートの厚みの測定などで、その有効性が高く評価されている。2軸延伸方式で生産した各種プラスチックフィルム基材の膜厚測定でも、多数の実績があることをPRする。

 また、オレフィン系、芳香族系、アクリル系、エステル系、ウレタン系、シリコン系など測定する層や成分に応じた最適な波長を選定。透過/正反射/拡散反射の3タイプの測定方式で、様々な分野、条件下に対応している。

 透明、半透明、光沢面、粗面など測定対象物により最適な光学系を提供。顧客のパートナーとして製品、用途、加工方式に最適な膜厚計を提案できることを紹介する。

 グループ会社の山文電気は、非接触レーザー式オンライン厚み計のほか、品質管理用途の卓上型オフライン接触式厚み計を展示する。

 ともに計測ロールに沿わせた測定対象物の高さを直接計測しているため、対象物の色や添加剤、密度分布に影響を受けることなく厚みを測定できる。発泡、単層、多層を問わず総厚さの計測が可能。測定スポットが小さいため、より細かい計測に適している。

【スマートエネルギー特集】目次

スマートエネルギーWeek2020 きょうから東京ビッグサイトで開催
太陽光発電業界動向 進むFIT制度の改革議論 業界は行方注視
新エネルギー関連部品動向 高効率、高信頼性など技術開発加速
ニチコン ハイブリッド蓄電システム新製品 家まるごと電力供給
●クラボウ 赤外線吸収方式膜厚計測装置などを紹介
KOA シャント抵抗器「SLP」 最大定格電力2W対応
トリナ・ソーラー・ジャパン 両面ガラスモジュール「デュオマックス」に注力
カナディアン・ソーラー・ジャパン ハイブリッドパワーコンディショナ&蓄電池 直流のまま蓄電
HIOKI バッテリ分野 電気計測器を多数品揃え
ポニー電機 大型カスタム絶縁トランス試作