2024.06.14 【オーディオ総合特集】各社、高音質化へ技術開発強化 若年層、潜在需要取り込みへ 多様化する楽しみ方に対応
オーディオ愛好家の裾野を広げていくことも課題になっている
オーディオメーカー各社は、高音質化に向けた技術開発を強化しており、良い音を楽しむ文化の浸透に取り組んでいる。半面、オーディオは趣味嗜好(しこう)の世界で、愛好家の間では音への追求が進んでいるが、若者層などへの浸透が十分にできていない。新型コロナウイルス禍の〝巣ごもり〟需要で自宅で楽しめるオーディオに関心が集まったものの、現状は落ち着きを見せている。良い音で音楽を楽しむという潜在需要をいかに取り込んでいくかが市場活性化のカギになりそうだ。
... (つづく)