2019.10.24 【カーナビ特集】オーディオ

ハイレゾなど高音質化を実現する製品が充実(写真はアルパインのリフトアップスピーカ)

 市販ナビのオーディオ機能の進化も著しい。これまではAVナビと音質の両立は諦められる傾向にあったが、ここ数年はナビ機能と高音質化を両立させる動きが活発で、各社は音質面の開発に注力する。

 最近のモデルは高音質化への取り組みが本格化しており、CDよりも高音質なハイレゾリューション音源への対応が進む。ハイレゾにはJVCケンウッドの「ケンウッド彩速ナビ」がいち早く対応したほか、現在は各社のナビがハイレゾ対応になっている。

 より高音質を求めるHi-Fiユーザー向けには、三菱電機の「ダイヤトーンサウンドナビ」がオーディオマニア層から高い評価を受けており、Hi-Fiオーディオのヘッドユニットとして採用されるケースが多い。高音質に取り組むパイオニアも昨年から音質を追求した「サイバーナビX」を発売し、音質追求を加速。ナビでも高音質を楽しめる環境が整ってきた。

 最近は各社がオーディオで培ってきたノウハウを生かして車種専用に最適な音場を設定、提供するサービスも始まっている。アルパインは車種専用設計をすることで音場も車種専用にチューニング。パイオニアなども車種専用のチューニングを行う。

 ヘッドユニットだけでなくスピーカやアンプといったオーディオ関連製品も充実してきた。パイオニアやアルパイン、ケンウッドは純正交換型のスピーカを中心に製品群を増やすとともにハイレゾ対応を強化。アルパインは車種専用のスピーカシステムを開発しており評判が良い。クラリオンはフルデジタルで音を鳴らす独自のスピーカシステムを発売し、ナビとともに提案する。音づくりは今後もさらに加速すると見られる。