2019.10.24 【カーナビ特集】大画面
大画面・高画質ナビが増えている
19年モデルも大画面化と高画質化が進む。大画面ナビの先駆者でもあるアルパインは、車種専用にダッシュボード周辺パネルを用意し、最大11インチモニターを装着できる「ビッグX」シリーズの製品群を拡充。高画質化にも磨きをかけ、HDモニターと独自構造により低反射でクリアな映像を実現している。地図表示も工夫し、11インチは一般的な7インチモニターの2倍以上の表示ができる。
パイオニアは、普及価格帯ナビ「カロッツェリア・楽ナビ」シリーズで、HDパネルに広視野角と黒再現性を高める技術、高輝度LEDバックライトなどを採用し高画質化を実現したほか、高機能ナビ「サイバーナビ」においても最高画質を実現した。操作性や地図表示も高めた。
パナソニックは、車種を問わず大画面ディスプレイが装着できる「ストラーダ」F1シリーズで10インチディスプレイを搭載した新製品を投入。新開発の狭額縁ディスプレイユニットにより9インチモデルと同等の大きさで大画面化を実現した。ディスプレイは光の反射を抑え黒の再現力を高めるとともに、明るく色鮮やかで斜めからでも見やすい。地図表示やインターフェイスも改善している。
クラリオンは、四つのエリアを一画面に表示し、操作性を高めた「クワッドビューナビ」を拡充、9インチモデルに8インチモデルを追加した。HDパネルによって高精細化を実現したほか、クワッドビューの操作性を高め、頻繁に使う機能をアイコンで表示できるようにした。
JVCケンウッドは、ケンウッド彩速ナビシリーズの新製品に9型HDパネルを搭載した機種を投入。ユーザーインターフェイス(UI)を新開発して視認性を高めている。