無風感技術が進化、暖房・除湿時などでも可能に

　東芝ライフスタイルでは、快適性を高めるルームエアコン「大清快」のDTシリーズを訴求している。

　冷房時のみ使用できた、吹き出す風の質を変化させる独自の無風感技術が、空気清浄、暖房、除湿運転時にも使用できるように進化した。冷房や空気清浄、除湿での使用時には、無数に穴のあいた「無風感ルーバー」を通る速度の速い風と通常の風がぶつかることで柔らかな風を実現し、体への風当たりを和らげる。

　暖房時は、部屋の上にたまりやすい温風を直下に集中させ、冷えやすい足元から暖めるため、無風感ルーバーが温風を下方向に抑え込む。

　室温、設定温度、外気温などの環境情報や操作履歴から、使う人の好みをエアコンが学習して自動で運転を制御する「学習運転モード」を採用。ユーザーの好みの温度設定をエアコンが考えて自動で運転を制御する。温度設定を補正すると学習を重ね、さらに精度を高める。

　空気の汚れを集めて屋外に排出する「プラズマ空清」では、エアコン内部の「プラズマ空清ユニット」が吸い込んだ有害物質を帯電させてウイルスを抑制。細菌やカビ、花粉、PM2.5も除去する。業界で唯一、PM0.1レベルの粒子に関する除去性能も確認した。冷房、除湿運転時に発生する結露水を使い、集めた有害物質をエアコン内部に残すことなく屋外に自動排出するため、面倒な空清ユニットの手入れや交換も必要ない。

　清潔性は空気質だけでなくリモコンでも配慮。最も触れる機会が多いリモコンの外装部や各ボタン部を、付着菌の繁殖を抑える抗菌仕様とした。液晶画面にはバックライトを搭載し、就寝中などの暗い部屋での操作性も向上させた。