2019.11.20 【ルームエアコン特集】ダイキン工業「うるさらX」
「うるさらX」
無給水加湿技術応用「水内部クリーン」を搭載
ダイキン工業は、健康で快適な空間づくりに欠かせない湿度コントロール技術に優れた空調商品をラインアップしたブランドライン「うるるとさららシリーズ」を立ち上げ、同社独自の技術による快適空調の提案を強める。
ルームエアコンでは、壁掛け型ルームエアコン「うるさらX(エックス)」「うるさらmini(ミニ)」をそろえる。湿度コントロール技術をはじめ空調制御や省エネ技術、AIやIoTなど情報技術を駆使し、付加価値の高い商品戦略で、健康・快適な空間づくりに貢献していく。
「うるさらX」は、ルームエアコン1台で「空調の四要素」を目的に応じて最適にかけ合わせ、より健康で快適な環境づくりを実現させていく思いをネーミングに込めた。
新製品は、同社独自の無給水加湿技術を応用した、業界初の「水内部クリーン」を搭載。空気が乾いた冬でも最大1.0リットルの結露水で室内機の熱交換器を洗浄し、ほこりを洗い流す。その後、ストリーマ照射、送風、加熱乾燥により室内機内部のカビの成長を抑制し、年間通して清潔な風を送る。
また、新形状のフラップで包み込むような柔らかい気流を実現し、強い風を感じやすかった暖房運転開始時でも部屋が暖まる速さを変えることなく体に感じる風速を約70%低減し、心地よい風を届ける。このほか、入眠から起床までの眠りの深さや体温変化に合わせて室温をコントロールする「新・おやすみ運転」も搭載し快眠サポートを行う。
さらに、新たに開発したスマートフォンアプリ「ねむロク」と連動することで、深睡眠時間をはじめとした睡眠状況をスコアで確認することができる。
なお「うるるとさらら」で培ってきた無給水加湿、新・ハイブリッド除湿を搭載し、「うるさらX」と同等加湿量ながら、室内機を小部屋に合わせて薄型設計にした「うるさらmini(ミニ)」もそろえる。
【ルームエアコン特集】目次
●各社、高級機の提案に一層の力
●エアコン暖房浸透 暖房器具の主役に
●パナソニック「エオリア」Xシリーズ
●富士通ゼネラル「nocria」Xシリーズ
●ダイキン工業「うるさらX」
●三菱電機「霧ヶ峰」FZシリーズ
●日立ジョンソンコントロールズ空調 「白くまくん」プレミアムXシリーズ
●コロナ Wシリーズ