2020.11.04 GPS使い昼間にもプラズマバブル観測名古屋大とNICT
名古屋大学と情報通信研究機構(NICT)の研究グループは、国内に設置されているGPS受信機網で得られたデータを詳しく解析したところ、電波伝播障害の原因となるプラズマバブルが、日の出後に日本上空の高度約300キロメートルの電離圏に現れ、正午過ぎまで存在していたことを明らかにした。
今回の研究では、GPSを用いた詳細な電離圏の2次元観測として、初めて昼間に存在するプラズマバブルを捉え、プラズマバブルが昼間にも存在する原因を初めて... (つづく)