2022.10.14 電子1個の精度で触媒ナノ粒子の電荷量数える 日立/九大の研究者が新技術

 九州大学や日立製作所の研究者らのグループは13日、触媒ナノ粒子の電荷量を「電子1個の精度で数える」という、従来技術ではできなかった技術を開発したと発表した。超高感度の電子線ホログラフィーを実現したもので、地球環境問題の解決に役立つ触媒の開発など、さまざまな素材開発の加速が期待できるという。

 九大大学院工学研究院の麻生亮太郎准教授や村上恭和教授、日立製作所の谷垣俊明主任研究員、品田博之技術顧問、明石工業高等専門学校専攻科の中西...  (つづく)