2025.11.24 【中・四国特集】パナソニック 広島で最新炊飯器の試食イベント、3867人が体験

「食べ比べ亭」の広島会場

 パナソニックは、広島市中区の広島城周辺で開催された食のイベント「ひろしまフードフェスティバル2025」に出展した。

 出展したブースでは、最新の炊飯器で炊いたご飯の試食体験イベント「食べ比べ亭」を実施。粒立ちがよく、ふっくらと甘みのあるご飯を提供し、3867人が試食した。

 価格高騰や備蓄米の放出など、米に関する話題が絶えない状況が続いている。さまざまな状態の米が流通する中で、どのような米でもおいしく炊くために、炊飯器の担う役割がさらに重要になってきている。

 同社の可変圧力IHジャー炊飯器「X9Dシリーズ」は、高速交互対流IHと急減圧によって激しい沸騰を起こし、米を躍らせて一粒一粒をしっかり加熱する機能を搭載。釜の中の米の状態を見極める機能「ビストロ匠技AI」の精度が向上している。

 試食体験イベントは、広島だけでなく、9月4日から東京で開催するなど、全国7都市で実施している。同社が出展したひろしまフードフェスティバルは、広島のグルメを体感できる食のイベントで、ブースではX9Dシリーズを展示したほか、同機種で炊いた米を提供した。

 ブースでは、X9Dシリーズの「SR-X910D」など合計4台を展示用として用意。試食提供用としてX910Dを12台用意し対応した。使用した米は広島県産あきさかり(25年産新米)。「ふつう」「もちもち」「かため」の食感を自在に炊き分ける機能も紹介した。

 体験者からは、「いつもの(自宅の)炊飯器のお米よりおいしい」「新米が食べられてうれしい」「(3種炊き分けを試食して)もちもちが甘くて好き」「次はこの炊飯器を買いたい」など好評だった。