2026.01.08 TDK、AIグラス向けソリューション「TDK AIsight」本格展開 米CES2026でソリューション展示
TDKは、AI(人工知能)グラス向けソリューション事業を加速させるため、同社の独自技術とアイインテント(視線意図検出)、トラッキング(視線追跡)を組み合わせたソリューションである「TDK AIsight」を立ち上げ、本格展開すると発表した。物理世界を感知・理解するフィジカルAIと生成AIを組み合わせることで、直感的で使いやすいAIグラス実現への貢献を目指す。同社は今月6日に米国ラスベガスで開幕したCES2026で、TDK AIsightソリューションを展示・紹介している。
TDK AIsightでは、カスタムチップやカメラ、AIアルゴリズムを開発し、エンドツーエンドのシステムソリューションを提供する。アイインテントやアイトラッキングといったソフトウエア技術と、センサーやバッテリー、受動部品などの同社のコア技術を融合し、より高付加価値なユーザー体験の実現を目指す。
TDK AIsightの次世代マイクロプロセッサー「SED0112」は、AIグラス向けに設計されたマイクロコントローラーやステートマシン、ハードウエアによる畳み込みニューラルネットワーク(CNN)エンジンを統合したデジタル信号処理(DSP)プラットフォームの最新製品。SED0012に搭載されたハードウエアCNNアーキテクチャーは、特にアイインテント処理に最適化されている。同マイクロコントローラーは、超低消費電力のDSP処理機能を備え、eyeGenIセンサーをサポートするとともにホストプロセッサーへ接続する。
SED0112は、低消費電力処理の実行をオーケストレーションするTDK AIsightのeyeGIソフトウエアとアルゴリズムをサポートしており、あらかじめ設定した条件が検出されるまではホストプロセッサーを低電力またはオフ状態に保つ使い方が可能。同マイクロプロセッサーは、省電力機構をサポートし、フロー制御を簡素化し、センサーや複数の異なる解像度の映像センサーに対応する。
主な用途は、AIグラス、スマートグラス(AR、ソーシャルメディア向け)、産業用グラス。
SED0012の特徴は、パッケージサイズ4.6×4.6mm。統合された最適化ニューラルネットワークエンジン搭載。カメラ対応は、4×SES0001(アイセンサー)、1×SES0113(コンテクスチュアルセンサー)。









