2025.08.22 【電波時評】AIの活用と職を奪われる懸念
産業革命以降、蒸気機関やコンピューター、ロボットなど新技術が登場すると「職が奪われる」と懸念や反発が繰り返されてきた。時に労働者が打ちこわし運動を起こしたこともある。今、最もやり玉に挙がっているのがAI(人工知能)だろう。
ロイター通信などが米国民に行った調査で、回答者の7割が「AIが多くの人を恒久的に失業させることを懸念する」と答えた。米国の失業率(7月)は4.2%だが、生成AIに新人社員の仕事を代替させることでIT大手な... (つづく)