2025.11.20 空気清浄機「Purefit」に業務用大空間タイプ、12月4日発売 シャープ
「Wフィルター構造」を採用し、コンパクトながら大風量を実現するFU-M1200(カラーはホワイト系とグレー系の2色)
シャープは、さまざまなシーンにフィットする「運転音」「サイズ」「空気清浄性能」を兼ね備えたプラズマクラスター空気清浄機「Purefit(ピュアフィット)」シリーズで、オフィスや公共施設など大空間向けの新製品「FU-M1200」(税込み16万5000円)を12月4日から発売する。月産100台を計画する。
新製品は、左右両側から空気を取り入れる「Wフィルター構造」を採用。左右フィルターは、静電HEPA・脱臭一体型になる。
両側面から取り入れた空気を同時に吸引するファンの搭載により、内部構造をスリム化した。コンパクトサイズ(333×330×578mm)ながら、広い吸い込み面積を確保することで、少ないファンの回転数でも効率よく空気を送り出すことが可能となる。
これにより、87㎡(53畳)の大空間まで対応する高い空気清浄性能を実現した。最大風量は12㎥/分で、約13㎡(約8畳)なら約6分で清浄できる。
「中」運転時には、42㎡(25畳)の空間を37dBの低騒音で清浄できるため、図書館やホテルのラウンジなど、運転音が気になる空間でも快適に使うことができる。
また、壁際に寄せて設置しやすいL字型プラグと、コンセントから離れた場所への設置を可能にする3.5mの電源コードを採用。設置性が良く、さまざまな場所にフィットする。
AIoTクラウドサービス「COCORO AIR」にも対応。スマートフォンなどのアプリを通じて曜日や時間ごとに運転モードの設定が可能な「ウィークリータイマー設定」機能を搭載する。
運転スケジュールの管理ができ、夜間や休日に人がいないオフィスや公共施設などの場所でも、効率的に使うことができる。
このほか、プラズマクラスター25000を搭載(適用床面積約40㎡)。本体の樹脂部品全体の約20%以上には再生プラスチック材を使用し、環境負荷低減への取り組みにも力を入れる。
近年、従業員や来訪者に快適な空気環境を提供すべく、オフィスや公共施設などでも空気清浄機の導入が進んでいる。大空間に対応した空清性能と設置性を高めた製品開発B2B2B需要を掘り起こしていく。










