2025.11.25 パナソニックコネクト「Toughbook FZ-55」大阪トヨペットに導入 整備現場の生産性を革新
大阪トヨペットの整備現場に「Toughbook FZ-55」が導入された
パナソニックコネクトは、大阪トヨペット(本社:大阪市西区)に対し、頑丈仕様のノートパソコン「Toughbook FZ-55」シリーズを導入したと発表した。
大阪トヨペットは、自動車整備現場でこれまで一般的なノートパソコン(PC)を使用して車両点検、修理手順確認、システム診断・更新など多様な業務を行ってきた。しかし、整備現場では激しい温度変化や粉じん、落下の危険性など過酷な環境が常態化しており、故障・破損による修理コストが大きな負担となっていた。
こうした背景を踏まえ、大阪トヨペットは「使う場所を選ばない頑丈性」と「作業効率を上げる大画面と高性能」という二つの観点を重視して新端末を選定。Toughbook FZ-55が採用された。実際に、動作温度が最高50℃、最低-10℃に対応し、防塵・防滴仕様である点が整備現場の実務者から評価を受けた。
14インチ大画面タッチパネルと、インテル Core i5-1345Uプロセッサーによる高い処理能力により、修理書や資料をストレスなく確認可能となった。PCの起動・接続時間が従来比で約30秒短縮されたとの実感も得られ、日々の作業積み重ねが効率化に結びついているという。
パナソニックコネクトは、今回の導入を足掛かりに、整備現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、現場で働くスタッフの負担軽減と顧客サービス向上につなげたい考え。大阪トヨペットも「今後さらにPC利用の割合が増えると見込んでおり、必要な時に確実に動作する端末を用い続けたい」としている。









