2020.03.25 【関西エレクトロニクス産業特集 有力エレキ企業】パナソニック エアコン「エオリアX」 高濃度ナノイーXを搭載
ルームエアコン「エオリアX」シリーズ
パナソニックは、キャッシュレス5%還元など景気刺激策の後押しやオリンピック需要もにらんで、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、テレビなど主要大型商品の提案に力を入れていく考えだ。
ルームエアコンでは「健康で快適な空気と暮らそう」をコンセプトとした「エオリアX」シリーズの提案に力を入れる。吹き出す風がカビ臭いなど、エアコン内部のカビを気にするユーザーが多いことに対応し、Xシリーズは従来の「ナノイーX」のOHラジカル量を2倍(毎秒約9兆6000億個)にした同社史上最高濃度のナノイーXを搭載。
エアコン内部に高濃度のナノイーXをたっぷり充満する「新・内部クリーン」機能により、付着した油分まで分解することで、カビに強いエアコンを実現する。
洗濯機では「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能が好評のななめドラム洗濯乾燥機の新製品NA-VX900ALほか、4機種を訴求する。
「約40℃つけおきコース」を進化させたほか、タオルの肌触りにこだわりを持つユーザーが増えていることから「タオル専用」コースも搭載する。
4Kテレビでは、「4Kビエラ」の商品戦略を強化し、とりわけ徹底して高画質・高音質にこだわったフラグシップモデル「4K有機ELビエラ」GZ2000シリーズ(55V、65V型)の評価が高く、今後も提案を強化していく。
GZ2000シリーズは、同社の有機EL史上最高画質を実現。世界初のテレビ背面上部への上向きスピーカ「イネーブルドスピーカー」搭載で臨場感ある高音質を実現する点も訴求し、商戦を盛り上げる。