2025.11.24 【中・四国特集】三菱電機 暮らしやオフィスの課題解決へ 大型展示会で訴求

中国エリアのストアも参加した大阪会場

 三菱電機は、多様化する社会や暮らしの課題に対し、製品・サービスを通した解決策の提示を重視している。その一環として、プライベート展示会「三菱電機 暮らしと設備のソリューション展2025」では、IHクッキングヒーターや冷蔵庫を活用した時短調理に加え、家事を楽にする提案を推進。インテックス大阪(大阪市住之江区)で11月上旬に開催した同展には、中国エリアの三菱電機ストアなど6000人以上が参加した。

 展示会で示したのは、オフィスビルから工場、暮らしまで同社の製品やサービスがどういった価値を顧客にもたらすかという点だ。「見て・触って・確かめて。社会へ未来へしあわせをシェアしよう。」をテーマに、東名阪の主要市場で展示会を開催し、顧客にアピールした。

 大阪会場では、調理・家事という日常的なシーンで、キッチン家電を使った困り事の解決策を提案。実機でのデモンストレーションを交えながら紹介した。

 キッチン家電のゾーンでは、冷蔵庫やIHクッキングヒーターの新製品、新たに実装された機能を紹介するだけでなく、「時短実現」「食品ロス対応」などすぐに活用できる提案トークを家庭のキッチンを想定したスタジオで公開。最新のエアコン、クリーナーなどの機能体感コーナーも充実させた。

 法人向けにも先端技術を生かした提案を推進。快適性と省エネ性を両立した近未来のスマートオフィスをイメージした空間では、職場でのコミュニケーション不足を解決する人位置検知による新たなソリューションをアピールした。ビル・オフィスにおける空調機器の最適な運転手法や照明の「2027年問題」に対応できる同社の企画、設計から施工などの体制も紹介した。