2020.05.20 【次世代自動車用部品特集】KOA
金属板シャント抵抗器など高機能・高性能な各種受動部品を提供
KOAは次世代自動車に向けて、高機能・高性能の各種受動部品を提供する。
電流検出用抵抗器では、シンプルな構造の金属板シャント抵抗器として、最大244Aの電流検出が可能で、最大電力12W、最小抵抗値0.2mΩのPSJ2に加え、小型で最大電力9WのPSL2をリリース。
4端子構造のPSG4と小型のPSF4は、より高精度なT.C.R.プラスマイナス50×10-6/Kを実現する。
同じく金属板のTLRシリーズは0.5m-20mΩ、抵抗値許容差1%、T.C.R.プラスマイナス50×10-6/K。2012サイズで1W、6432サイズで5Wと小型・高電力化により最大77Aまでの電流検出が可能。
また、モールドタイプの電流検出用低抵抗器SLPは、5025、6432サイズで10m-100mΩの幅広い抵抗値範囲をラインアップ。製品高さ0.635ミリメートルの低背化を実現し、10m-40mΩで最大定格電力2Wに対応する。
さらにサージ・パルス負荷に対する耐性を高めたチップ抵抗器SG73シリーズを推奨。ESD限界電圧を保証するSG73S、パルス限界電力を保証するSG73Pに加え、耐パルスで高精度抵抗温度係数プラスマイナス50×10-6/K、抵抗値許容差プラスマイナス0.25%のSG73Gをリリース。
また、高精度抵抗器の分野では、厚膜抵抗体を用いたチップ抵抗器では従来困難とされていた抵抗値許容差プラスマイナス0.1%、抵抗温度係数プラスマイナス25×10-6/Kの高信頼性厚膜チップ抵抗器(RS73シリーズ)をリリース。薄膜抵抗レベルの優れた長期安定性を有する。