福岡県は、県内企業のIoT関連ビジネスを支援するため、19年10月から「福岡県IoT認定製品」の募集を始め、このほど21社31製品・サービスを紹介するカタログを作成した。

　「福岡県IoT推進ラボ」が主体となって、有識者による選定委員会で製品の優位性や独創性を認めたものを掲載している。ただし、製品自体の機能や性能、品質、信頼性を保証するものではない。

　認定された製品の一例には、車内設置型のアルコール検知器を用いて飲酒運転を防止するシステム▽アライグマやイノシシなどの罠にセンサーを仕掛け、害獣の捕獲を遠隔で操作するシステム▽体温や心拍、おむつのセンサーで感知したデータをAIで解析する介護や見守りサービス▽センサーやカメラを用いたゲームで利用者が楽しみながら運動でき、介護予防を支援するシステムなど、ユニークで実用的な製品・サービスが紹介されている。

　認定を受けた製品は、認定ロゴマークの使用と大型展示会への出展支援、県のホームページなどで広報支援が受けられる。

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●福岡県IoT認定製品を紹介　31製品・サービスをカタログに
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●富士通九州システムズ　卒FIT向けソリューション電気料金節約サービス提供
●人吉アサノ電機　無線式ピーク電力制御システム強化
●エリアトーク　地域情報伝達無線システム普及へ
●長州産業　水素燃料電池システムなど新たな取り組み推進
●九州計測器　システム提案など注力　オリジナル商品も展開
●創ネット　工場メンテ関連サイト立上げ　リピート客獲得図る
●QUEST　人材育成事業を展開　AIなど技術者教育にも力
●エフェクト　飲酒運転防止IoTシステムなど福岡県認定製品に選定
●沖縄富士通システムエンジニアリング　パートナー企業と共創　経営者と取得目標を共有
●NEC沖縄支店　沖縄のIoT化推進　データマーケティングも活用
●コア九州カンパニー　「コアビジネス」に注力　においソリューション好調
●コンピュータ沖縄　定額利用のサービス提供へ　知識と体制を整える
●おきなわ国際IT見本市　10月開催、幅広い技術披露