2020.03.12 【九州・山口・沖縄特集】おきなわ国際IT見本市 10月開催、幅広い技術披露

今年の2月に開催されたリゾテック

 リゾートとITをコンセプトとした展示会「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市」が10月29日-11月1日の4日間、沖縄コンベンションセンター(沖縄県宜野湾市)で開催される。世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2020 リゾート展 in 沖縄(TEJ)」との同時開催で、期間中は3万7000人の来場を見込んでいる。

 おきなわ国際IT見本市は今年2月に初めて開催され、今回で2回目。ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市実行委員会が主催。前回はIT企業や旅行関連企業など135社・団体が出展し、旅行向けのITシステムや旅行者向けのサービス、ソリューションを提案。2日間で8800人が来場していた。

 国内外のテクノロジー企業が集まり、観光、宿泊だけでなく、飲食、小売り、製造、水産業、農業、医療向けのソリューションを展示。マリンリゾートテック、AI・IoTデータドリブン、インバウンドテック、クロステック、ホテル・リテールテック、スマートリゾートシティの六つのテーマで展示を構成。狭義のツアーテクノロジーに限定せず、リゾートを豊かに快適にするために活用可能な幅広いテクノロジーのショーケースを目指す。

 今回のおきなわ国際IT見本市は、国内外のITソリューション提供事業者と観光をはじめとした幅広い事業者が集まる。また、TEJは、総合観光イベントとして観光業界など様々な産業関係者が「観光」を軸に集結。併催することでビジネスの場としての展示会や商談会、新たなビジネス・マッチングの機会を提供する。併せて、沖縄県内や自治体協力の下、沖縄各地で各種集客イベントを開催し「沖縄フェスティバルウィーク」として連携し盛り上げる。

 期間中、10月29日は会議棟でアポイントメント商談会(バイヤーデスク)とし、30日は展示棟でBtoBの展示会/アポイントメント(出展ブース)。31日、11月1日は展示棟でBtoCの展示会として展開する。アポイントメント商談会ではバイヤーや自治体などの出展者と事前アポイントメント制での商談が可能。

【九州・山口・沖縄産業特集】記事一覧

ICや自動車などでシェア
九州地域19年鉱工業、生産2.7%減・出荷1.8%減
〝5G〟に高まる期待 需要喚起へ各社取り組み強化
福岡県IoT認定製品を紹介 31製品・サービスをカタログに
明光電子 顧客の問題を解決へ システム提案で実績高める
富士通九州システムズ 卒FIT向けソリューション電気料金節約サービス提供
人吉アサノ電機 無線式ピーク電力制御システム強化
エリアトーク 地域情報伝達無線システム普及へ
長州産業 水素燃料電池システムなど新たな取り組み推進
九州計測器 システム提案など注力 オリジナル商品も展開
創ネット 工場メンテ関連サイト立上げ リピート客獲得図る
QUEST 人材育成事業を展開 AIなど技術者教育にも力
エフェクト 飲酒運転防止IoTシステムなど福岡県認定製品に選定
沖縄富士通システムエンジニアリング パートナー企業と共創 経営者と取得目標を共有
NEC沖縄支店 沖縄のIoT化推進 データマーケティングも活用
コア九州カンパニー 「コアビジネス」に注力 においソリューション好調
コンピュータ沖縄 定額利用のサービス提供へ 知識と体制を整える
●おきなわ国際IT見本市 10月開催、幅広い技術披露